ホームレス殺傷で懲役12年 心神耗弱を認定

ホームレス殺傷で懲役12年 心神耗弱を認定http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011053001000957.html

記事要約
 東京都内で2007〜09年に起きたホームレス男性への連続殺傷事件で、1件の殺人と2件の殺人未遂罪に問われた元アルバイト高本孝之被告(38)の判決公判で、東京地裁立川支部(池本寿美子裁判長)は30日、心神耗弱だったとして懲役12年(求刑無期懲役)を言い渡した。高本被告には自閉性障害があり、殺意と完全責任能力の有無が争点だった。池本裁判長は「社会的弱者に対する通り魔的犯行。責任は重大」と指摘。一方で、いずれの犯行も「合理的疑いが残る」として殺意を認めなかった。責任能力については「犯行時は心神耗弱状態だった」と認定、限定的とした。

疑問
殺意と完全責任能力の有無とは何か?
こんなに軽い刑罰でよいのか?

考え
殺人事件の犯人が捕まり裁判となった際、犯人側の弁護士は口を揃えて犯人の精神の異常を理由に刑罰を軽くしている気がします。